ゴールデンウィークは、どこも人で溢れますよね。。。
子供たちには、遊園地へ連れて行ってとせがまれていますが、
3日、4日、5日などは、どこも混んでそうで、どうしたものかと。
どちらかといえば、福岡方面よりも、宗像、北九州方面へ行く方が
道は空いてそうな気もしますが、どうでしょうか?!
宗像といえば、先日、正助ふるさと村のランチの記事にも書いた正助ふるさと村へ行った際に、
その道を挟んですぐ近くにあり、
宗像でも、歴史あり、由緒正しいことで有名な八所宮に立ち寄って
お参りしていましたので、写真などアップしておきます。
この神社は、宗像市赤間の吉留という所にありまして、
ウィキベディアにも載っていたので、ビックリしました!
近くには、先ほど触れた正助ふるさと村やグローバルアリーナなどもあるのですが、
我が家がこの神社へ立ち寄ったのは、願掛けの神様として、とっても有名で、
霊験あらたかだと、おばあちゃんから聞いていたからなのです。
そうでなければ、このようなローカルな神社は、通り過ぎていたことでしょう。
その八所神社の入り口に来てみますと・・・
わぁ、凄いですね。
初代天皇である神武天皇が、東征された時に、
赤い馬に乗って、皇軍を先導された八所の神様を祀っている神社だそうで、
以後、長らく、この赤間の地の守り神としてあがめられているのだそうです。
赤間の地名は、赤い馬→赤馬→赤間と、ここから来ているのだとか。
なんと、神武紀!
本当に由緒正しい神社なのですね。
古くは遣唐使も旅の安全を願いに訪れたり、
黒田家当主も、必ず参拝されていたのだそうです。
宗像市は、今、沖ノ島などの世界遺産登録を目指しているそうですが、
昔から文化などが栄えた歴史ある場所なのですね。
わくわくしながら、鳥居をくぐりますと、
かなり樹齢の古そうな木が生い茂っている鎮守の森。
先ほどの看板にも書いてありましたけど、イチイ樫や常盤柿などの
貴重な植物が生存していて、神社の森全体が、
福岡県から天然記念物の指定を受けているのだそうです。
その社叢を歩いていると、参道の途中左手に、
小さいけれども、雰囲気のある神社がありました。
あぁ、これが、現人神社だったのですね。
参道の鳥居の外にあるなんて、ちょっと不思議ですね。
この現人神社のことは、私もネットで調べて知り、
是非お参りしたいと思っていたのです。
子供たちと一緒にお賽銭を上げて、静かにお祈りしてきました。
現人神社の御神徳は、万病治癒・厄災解除だと聞いていたのですが、
何でも、老人の腰痛を治したとか、たくさんの言い伝えがあるそうです。
私が、おばあちゃんから聞いた話では、
地元出身の有名な実業家、出光佐三(出光石油の社長)さんが、
晩年、目を病み、失明の危機にさらされた時に、
この地元の神社に足を運ばれ、願掛けをされて、
治癒されたというエピソードもあるのだそうです。
病平癒、願掛けの神様として、人々の信望厚い神様なのですね。
我が家も、皆で、家族の健康をお祈りしてきました。
八所宮は、5月は、藤の花の名所としてもとても名高いそうですので、
ゴールデンウィークは、混みあうスポットを避けて、
こういうパワースポットに家族でお参りするのも、
心身リフレッシュ出来て、良さそう。
ツツジや藤の花がとても綺麗なようですね。見たいなぁ。
さて、現人神社を過ぎて、いよいよ、八所宮の本殿へと到着し、
こちらの方でも、神社の清々しい空気を浴びながら、お参りさせて頂きました。
本殿横に、砂の入った箱があり、ビニール袋も置いてありました。
持ち帰っても良いのかな?と説明書を読んでみますと、
この真砂は、赤間の土が、釣川に流れた後、玄界灘の荒潮で清められた真砂で、
持ち帰って籠に入れて、玄関戸口に置いておくと厄除けに、
田畑に撒くと、害虫避けになるのだそうで、
神社に厄払いに来られた方も、持ち帰られていらっしゃいましたよ。
本殿近くの社務所には、こんな杉玉など吊るされていて、珍しいなぁと目を引きました。
赤間には、造り酒屋などもあるようですが、八所宮はお酒の神様でもあるのかな(笑)?!
この社務所の宮司さんとたまたまお話しすることが出来まして、
日本三蹟(名筆)の一人小野道風が書いたと言い伝えられている
木製の神額も、お頼みして見せて頂くことが出来たんですよ〜。
宮という字の上の点が、ひよこの形になっているの、気付かれますか?!
所謂、鳩文字という書体で書かれているそうで、
八という字にも、向かい合う鳩が隠れているようです。
他に面白かったのは、こちらのオブジェ⇩⇩⇩。
智恵の輪だそうです(笑)。
知恵の輪、懐かしい!子供の頃、よく遊びました。
100均に買いに行こうかな(笑)・・・
霊験あらたかで、見どころも満載の穴場スポット八所宮。
広い駐車場も神社近くにあり、私達は、桜の季節に行きましたので、
こんなにのどかで綺麗な風景でした。
今度は、藤の花を見に行きたいです。
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