正月明けて、人出も落ち着いた頃に、
宗像大社へ初詣に行ってきました。

上の写真は宗像大社(辺津宮)の祈願殿と
その前方に広がる第一駐車場ですが、
交通安全のお祓いなどは、この祈願殿で受けることができます。

人気の御朱印なども、この祈願殿内の
総合案内所で頂けます(初穂料:300円)。

宗像大社オリジナルの御朱印帳も人気が高いようで、
世界文化遺産登録された2017年からは
限定イラストの可愛い御朱印帳も選べるそうです。

祈願殿横の鳥居をくぐり、神門を通り、
本殿に通じる通路上の屋根は
真新しい木で増築された部分もありますが、

全体的に落ち着いて厳かな佇まいの神社です。
訪れた日はぽかぽかと暖かい日でしたので、
瓦ぶきの屋根から水蒸気が立ち上っていて、
珍しいなぁと子供たちと眺めていました。

参拝後はお正月の楽しみ、福引を引いて、

弁財天の福箕(ふくみ)が当たった子ども。
18等の干支の猪のぬいぐるみの方が
欲しかったみたいでしたが(笑)、
福を掬い取ってほしいですね!

さて、この宗像大社
またの名前を「道主貴(みちぬしのむち)」と言うそうですが、
現在、鉄道や自動車をはじめとする、交通の安全を願う
多くの人々が祈願に訪れています。

我が家も、家族の誰かが免許を取ったり、車を買い替える度に、
宗像大社を訪れ、安全祈願をして貰っていますので、
何となくなじみ深い神社なのですが、その由緒については、
2017年に、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」が、
ユネスコの世界文化遺産への登録が決定されて以後に、
改めて、知ったことも多く…。

例えば、この道主貴の「貴(むち)」というのは、
最も高貴な神に贈られる尊称なのだそうで、
日本最古の正史「日本書紀」には、宗像三女神
「道主貴(みちぬしのむち)」、つまり、
国民のあらゆる「道」を導かれる最も尊い神として
崇敬を受けたことが記されてるそうです。

また、ここ宗像の地は中国大陸や朝鮮半島に最も近く、
外国との貿易や進んだ文化を受け入れる窓口、
交通の要衝としても重要な位置にあります。

「古事記」「日本書紀」によれば、
宗像三女神は、天照大神と素戔嗚尊の誓約のもとに誕生し、
交通の要路である「海北道中」(宗像より朝鮮半島に向かう古代海路)に
降臨されたのだそうです。

宗像大社には二千数百年前に交通安全のために
お供えされた人形(ひとがた)、馬形、舟形といわれる
石製の形代(かたしろ)(実物に代わるもの)が、
国宝として保存されていますが、神社が古代より、
「道の神様」としての信仰を集めていたことを表しているようです。

交通安全の神様として時折参拝していましたが、
この地の神々が、大和朝廷からも重視され、
遣隋使や遣唐使も沖ノ島(宗像大社沖津宮)を
目印として航海した、というような話を聞くと、
教科書でしか知らなかった歴史と故郷の地が
身近に結び付けられて、不思議な気持ちになります。

この「道」の神様として祀られている、
日本書紀(720年完成)にも出てくる宗像三女神ですが、

それぞれのお名前は、
田心姫神(たごりひめのかみ)、
湍津姫神(たぎつひめのかみ)、
市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)と言われ、

田心姫神は沖津宮(おきつみや)、
湍津姫神は 中津宮(なかつみや)
市杵島姫神は 辺津宮 (へつみや)に祀られています。

この三宮を総称して「宗像大社」と言っており(知らなかった)、
中津宮は離島の大島沖津宮沖ノ島にありますので、
私たちが、交通安全祈願などでいつも参拝しているのは、
宗像大社・辺津宮となるのですね。

中津宮のある大島は、
宗像市神湊から、1日に7便ほど出ているフェリーで行けます。
中津宮では、女人禁制の沖津宮の
御朱印も頂けるそうで連休など多そうですが、
家族で訪れてみたいスポットですね。

沖津宮の沖ノ島は、九州と朝鮮半島とを結ぶ
玄界灘のほぼ中央に位置しており、
地図を眺めていると、この島が、古代から航海の
目印、拠り所となっていたことが理解できます。

なんといっても特徴的なのは、女性はこの島には渡れず、
今でも古代からの風習をそのまま守り続けている
神の島でもあるという点です。このような歴史と
文化背景を持った場所は、日本の中でも
珍しいのではないでしょうか?!

この島からは、鏡、勾玉、金製の指輪など、
約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、
そのうち八万点が国宝に指定されているそうです。
これらの宝物は国家の繁栄と海上交通の安全を祈る為に、
神様にお供えされたものですが、
その内容や遺跡の規模の大きさなどから、
沖ノ島は「海の正倉院」とも呼ばれているそうです。

この神宝は、辺津宮にある神宝館(しんぽうかん)に所蔵、
展示されていて、閲覧することができます。

大昔、両親と訪れた時は、もう少し安かったように思う入場料。
↓↓↓


宗像大社(辺津宮)
福岡県宗像市田島2331
Te l: 0940-62-1311(代)宗像大社社務所
駐車場 無料

宗像大社 神宝館
★拝観料
一般     800円(600円)
高・大生   500円(300円)
小・中生   400円(200円)※( )内は割引料金
※20人以上の団体、満65歳以上
(シルバー手帳等の年齢を証明できるものを提示)は割引料金。

★開館時間:9:00~16:30(最終入館16:00)
★休館日:年中無休

宗像大社(中津宮)
福岡県宗像市大島181
Tel : 0940-72-2007
【①主要駅から東郷駅まで】
JR鹿児島本線『東郷駅』までは『JR博多駅』から約30分、『JR小倉駅』からは快速約40分
【②東郷駅から神湊港まで】
JR東郷駅下車、福間行きバス(神湊経由)で『神湊波止場』まで約20分

【③神湊から大島まで】
市営渡船「しおかぜ」またはフェリー「おおしま」で大島港へ※渡船時刻表
(乗船時間:しおかぜ約15分、おおしま約25分)72-2007

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