観光情報誌『九州じゃらん』が選んだ、
山口・九州地方の道の駅満足度ランキングで、
2015年もトップのポイントをgetした道の駅むなかたに
先月、海の幸、山の幸を仕入れにドライブがてら行ってきました。
ここの道の駅は、近隣の鐘崎や神湊、大島や地島漁港で水揚げされた
新鮮な魚介類が安く豊富に手に入る点が、
他の道の駅と一線を画しているのだろうなと思うのですが、
(お野菜などは、他の直売所よりちょっぴり高めの気も個人的にしますが)
この道の駅むなかたと
玄海ロイヤルホテルの中間地点ほどで、
国道495線からちょっと脇道に入った住宅街に
2013年にオープン以来、TVなどで取り上げられ
人気のうどん屋があるということで、
まずはお電話してみました。
すると、電話に出られたお店の方が
「午前11時くらいまでに来店して頂ける方のみ
ご予約を受け付けてるんですよ」
とのこと。
なんでも、待たれている大勢のお客さんよりも、
後から来た予約客を先に通すのが申し訳ないそうで
やはり、人気のお店なんだ〜とますます食べてみたくなり、
待つのを覚悟で、立ち寄ってみることに。
近くには、ふじ寺の別名で有名な浄光寺などあるようですので、
車さえ停められれば、近所をお散歩しながら待っていればいいかな〜と。
というわけで、ランチタイムの一番混みあうであろう時間に
三日月庵に到着したのですが、
噂には聞いていましたが、なかなか分かりにくい、奥まった場所にありまして
本当にこんな所にあるのかな〜?と不安になるほど
周囲はのどかで、鄙びた場所でした(笑)。
国道495線を福岡から北九州方面に走らせ、
道の駅を少し過ぎた辺りに、⇦三日月庵と書かれた看板がありますので、
その看板から浄光寺の方へ左折し(この左折した後の道が狭くて、
周囲に竹林などが迫ってきているような田舎道なんです)、
浄光寺を過ぎてしばらく行った左手に古民家風のうどん屋さんがありました。
入口ののれんも、お庭も、お店の中もとても落ち着いて良い雰囲気。
まさに、隠れ家的な田舎風レストランです。
手入れされた庭園を眺めながら、テラス席で食べることもできます。
駐車場が数か所ありましたので、これだけでも
お客さんが多いことが分かりましたが、
20分ほどの待ち時間で、運よく座席へ通してもらえました。
この日はお天気があまり良くなかったのと、
お昼前、早めに着いたのが良かったのかもしれません。
待っている間にメニューを決めていましたので、早速、注文です。
ちなみに、待合室には、椅子やお茶まで用意して下さっていて、
お店の方の心配りを感じました。
まず、TVで観て、トッピングの多さに驚いた浅蜊うどん、
貝好きの私はやはりはずせません。
セット(+250円)にすると、お漬物とおにぎり、サラダ、茶わん蒸しが付いていました。
浅蜊うどんは、出汁はシンプルな和風だしですが
アサリの塩味がかなり効いていたように思います。
お次は、一番人気だという海鮮天丼セット。
キスやアナゴ、小エビなどの海鮮や野菜の天ぷらが
ふたが閉まらないほど乗っかっている海鮮天丼はボリュームたっぷりで、
ミニうどんも付いていますし、働き盛りの男性も大満足じゃないかと思います!
付属のかけ汁も甘辛くて美味しかったですよ。
海鮮うどんセットも、ココならではのトッピングの豪華さ。
やはりスープはあっさりめで、海鮮からの塩味がこれも効いている感じです。
ちなみに、麺ですが、結構、固めでコシがあり、博多うどんと言う感じではなく
讃岐うどん好きのパパも満足してました。
あと、新商品のむなっ猪(むなっちょ)担々麺も頼んでみたのですが、
これはコクとうまみのある出汁と猪のお肉が本当に美味しくて、
ピリ辛好きな人は嬉しいんじゃないでしょうか。
猪の挽肉は、鶏に似ているような、牛肉よりもさっぱりとした感じで、
臭いもありません。
宗像名物らしい猪肉、食べやすくて気に入ったので、
道の駅にあれば買ってみたい気分です。
というわけで、宗像市江口にある三日月庵は、
辺鄙な場所に佇む、しかし特色ある隠れ家的なうどん屋さんでした。
道の駅むなかたに併設されている
おふくろ食堂はまゆうも、
大人から子供まで利用しやすい幅広いメニューで、
我が家のお気に入りなのですが
(ここもお昼時はいつも満席、行列を覚悟していきます)
近所に、もう一つお気に入りにお店が出来ました。
また、のんびり立ち寄ってみたいです。
ごちそうさまでした!
三日月庵(うどん、甘味処、天丼・天重)
TEL・予約 0940-62-7700(予約は早めに来られる方のみ受け付けてあるようですよ)
住所 福岡県宗像市江口光星原661-1
営業時間 火〜日曜日 10:30〜15:00(LO)
定休日 月曜日
座席 40席
駐車場 有(第1〜第3駐車場で30台弱くらい)
コメント